2009年:家づくり検討 2010年:建築家決定&プラン計画 2011年:着工(3月)~ 完成(8月)
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メンテナンスフリーの外壁材? #1
安くてメンテナンスフリーの外壁と言えば
『ガルバリウム鋼板』だと、ずっと思っていたのですが
そうでもないようなんです。
今の主流はガルバリウムの中でもカラー鋼板です。
カラーではない素地のものは、セメントなどのアルカリ成分と反応して
メッキ層を溶解させる場合があるのだとか。
(詳しい原理を知りたい方はこちらのHPを読んでください。)
そうするとカラー鋼板を使うことになるのですが
塗装してあるので、10~15年で塗り替え工事が必要になるのだそうです。
だったら、他の外壁と変わらないんじゃ?
と頭の中に???がたくさん。
良い点ばかりしか知らなかったので、しっかりと調べてみました。
そんなわけで、『ガルバリウム鋼板の弱点&対策』をまとめてみました。
・遮音性が低い=雨音がうるさい
→屋根に使うときは金属屋根防音材を使う
・断熱性が低い=エアコン代がかかる
→断熱材などで対策する
→遮熱塗装のされているガルバリウム鋼板を選ぶ
・もらい錆びさから腐食が起こりやすい
→基本的には防げない
→異種金属の釘は使わず、鉛溶融メッキのビスを使用する
・軒下、庇は特に腐食が進みやすい
→軒下になる外壁や庇には、ガルバリウム鋼板を使わない
腐食については、こちら日経ホームビルダーの記事が参考になります。
ただし、記事が2007年のものなので、
今のガルバリウム鋼板は改良も進んでいるかもしれません。
それにメリットもたくさんあります。
私もこれを知るまでは、
外壁・屋根材は絶対にガルバリウム鋼板がいい!と豪語していたので。
その時メリットに感じていたのは
・安い
・メンテナンスフリー(だと思っていた^^;)
・シンプルな外観にできそう
・カラーも豊富
と、こんな感じ。
メンテナンスフリーではないということを認知した上で
弱点に対しては、対策をキチンとすれば、採用してもいいと個人的には思うのですが
こんな弱点を知ってしまうと躊躇してしまいますよね。
安くて完璧な外壁なんてないと思いますが
自分なりに、第二候補(ガルバリウム鋼板をあきらめた場合)の
壁材を調べてみましたので、近々UPしたいと思います^^