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2009年:家づくり検討 2010年:建築家決定&プラン計画 2011年:着工(3月)~ 完成(8月)

   
カテゴリー「[設備]検討した設備等」の記事一覧
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今日は、エアコンの配管工事について。

建築士さんが設計する家は隠蔽配管になることが多いです。
理由は、意匠的に隠れていたほうが美しいから。

たしかに外壁に見える配管類は見えない方が素敵です。

が、


それしかメリットはありません。


ウチも最近までほとんどの部屋が隠蔽配管の予定でした。
私も、それでいいと思っていたし
うっすら、買い替えの時に大変になるとは分かっていたものの
「その時は、その時」と割り切っていました。

数々のデメリットよりも、外観がスッキリ見えた方が良かったからです。



でも、結局全てを露出配管に変更しました。
理由は
そうすることで、家族が平和になるから」です(; ̄ー ̄A


反対したのは義母と、工務店の社長でした。
ふたりにとっては、

デメリット>デザイン

なので、当然です。
それに、私たちが将来、買い換えるときに苦労しないようにと
思いやってくれての意見です。


隠蔽配管は、壁や天井などに配管を通すので
壁内での水漏れのリスクもあるし、買い換えるときは
場合によっては壁を剥がさなければならないこともあるそうです。
もちろん工事費も高くなります。


私と夫はそれを受け入れる覚悟をしてしていましたが
この考えは義母の常識では考えらないのです。



「実用性」と「意匠性」は反比例することが多いと思います。

なのでデザインをとる時には、ある程度のリスクを覚悟することも必要です。

例えば、我が家の隠し樋は一般的にはリスクの高い収め方です。
だけど、ここは意匠的にどんなに反対されても絶対に諦められない部分でした。


その点でいけば、今回のエアコンの配管については
私たちにとって、諦めても悔いが残らない部分だったので
心配して言ってくれている義母たちの意見を汲むことにしました。

ただ、建築士さんには、意匠的な部分を崩すお願いをすることになったので
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


「意匠性」と「実用性」のバランスは施主次第ですが、
バランスよく、出来るだけ意匠性を大切にと思っています^^


今日は文字ばかりで長々と失礼しました<(_ _)>





昨日の記事の続きになります。

※回答は、リクシルの方からお電話にて聞いたことをそのまま書いています。



疑問1「濡れたまま、吊戸内に棚を上げたらカビませんか?」
通常、カビないように設計されていますが使用状況によっては
カビる可能性もあります。

Σ(・ω・ノ)ノ ツマリ、カビナイト、ホショウデキナイッテコトデスヨネ??



疑問2「停電時は手動で降ろせたりするようになってますか?」
なっていません。

Σ(・ω・ノ)ノ 


Σ(・ω・ノ)ノΣ(・ω・ノ)ノΣ(・ω・ノ)ノΣ(・ω・ノ)ノえぇ~~~


そして、カビないと言い切るのはメーカーとして難しいのはわかるので
万一、カビた場合に自分でメンテナンスが出来たら良かったのですが

カビたとしても、お客様ではメンテナンスは出来ません

と言い切られてしまいました(; ̄ー ̄A

防止策としては、ある程度乾くまでは水切り棚は降ろしておいて
乾いたら、上に上げれば大丈夫とのこと。








それじゃ、意味がないんです~~~!(←心の叫び)



すぐに隠したくて採用したのに。。。
それじゃ、ほぼ降ろしていなければならないことになります。



この状態がデフォルトになるのは
とてもスッキリしているとは言えません(ノД`)・゜・。


冷静に考えれば、見に行かなくても気付けたのかもしれませんが
想像力不足でしたorz


しかも、おろしたままだと窓をふさいでしまうので、なおさらNGです。



これは窓まで下げずに途中までにしておけば
回避できないことはありませんが
それはそれで、見た目が…悪いです><



他にもやっぱり電源が必要なものはいつかは壊れるし
その時の工事も大変そう…
ということになり、我が家は採用を見送ることにしました。


実はすでに発注を掛けてしまった後で変更をお願いしたので
変更が間に合うか心配だったのですが
まだOKなタイミングだったようで、本当に良かったです。

工務店の方や建築士さんには大変お手数をお掛けしました<(_ _)>


明日は、代わりに変更したオプションを紹介したいと思います。


5月25日の「水切りカゴ」不要の生活をするためにという記事で
電動昇降水切り棚を採用予定と書きましたが
あの記事を書いている地点では、市内のショールームのどこにも実物がなく
小さな写真と簡単な説明しか聞いていない状態でした。


私にとっては決して安くないオプションだったので
やっぱりどうしても実物を確認したくて
少し遠くのLIXILショールームまで行って実物を見てきました。


実物を見て初めて分かったことがいくつかありました。

たとえば、庫内がオールステンレスで清掃性がよさそうだったこと↓



このように水切りの部分が、半分ずつ外れるので洗うときも楽そうです。
この水切り部分は上下段ともに、外して洗えます。


水切りのプラスチックのトレイは写真で見ていて
何となく分かっていたけれど、あまり容量がありません↓



二段しっかり洗い物をして置いたとしたら、すぐにいっぱいになりそう…。


写真では分からなかったのは背面が、パンチングメタルだったということ↓



穴が開いていて、向こうの景色が見えています。
上部に収納すると、この穴が換気する為の穴になるそうです。

説明を受けたときは何とも思わなかったのですが
家で冷静に考えると、ふと疑問が…。


「これって、濡れたまま上部にあげてしまうとカビるのでは?」


吊戸の背面と、この昇降の背面との間は3cmもないように見えました。
湿度の高いものを入れた場合に大丈夫なのか?


他にも、心配事が出てきて次の日にLIXILに確認電話をしました。
長くなってきたので、Q&Aは明日の記事に書かせてください<(_ _)>


それにしても、カタログだけでは分からなかったことがいっぱいあります。
まさに「百聞は一見に如かず」です。



なかなかカタログだけでは見えにくいオプションの値段。


標準プランの仕様のまま、採用すれば安いのですが
少しでも変えようものなら、すぐにウン万円の差額が出てきます。

いちばん良いのは、標準プランのまま採用することなのですが
カタログで見比べたり、実物を見てしまうと
変えたくなってしまうのですよね…。

まんまと、企業の戦略にハマっている気がしますが
「毎日使うものだし…」「女の城だし…」といい訳をつくりながら
採用してしまったオプションたちを、紹介したいと思います。

LIXIL(旧サンウェーブ)の「リシェル」シリーズを
検討されている方の参考になれば幸いです<(_ _)>


選んだパッケージプランは


バリューパッケージ・標準プラン
I型 奥行:65センチ/長さ:255センチ 食洗機付き



カタログには「750,500円~」と記載されています。


■変更1「扉デザイン」

  標準「グループ1」
  ↓
  変更「グループ3」+84,000円

 変更理由
 ・グループ1の木目の質感が好きではなかった
 ・ハンドル取手からライン取手になりスッキリする





■変更2「ワークトップ」


  標準「ステンレスシルクエンボス」
  ↓
  変更「スムースドットエンボストップ」+6,500円

 変更理由
 ・差額がほとんどないから
 ・見た目が、シルクエンボスよりはいい(本当は鏡面がいいけどないので…)
 ・シルクエンボスよりも清掃性に優れているらしい





■変更3「シンク」

標準「センターポケットシンクデュアルコートタイプ」



変更「ラクリーンシンク」+20,000円



 変更理由
 ・排水口のフタのデザインがシンプルになる
 ・排水口のフタを外した中もステンレス仕様になる
 ・洗剤置きのラックがよりシンプルなデザインになっている





■変更4「食洗機」


  標準「パナソニック 浅型 NP-45VS5KJG」
  ↓
  変更「パナソニック 深型 NP-45ME5WJG」+56,000円

 変更理由
 ・扉デザインに合わせた分割ラインが入るので見た目がスッキリする
 ・枠の色が標準の「黒」から「シルバー」になる
 ・従来品よりエコ(電気代が安い)らしい
 ・同じエコ機種の浅型との差額が26,000円だったので、深型に





■変更5「水栓」

標準「シングルレバー水栓 クロマーレ」

↓  
変更「eモダン(Lタイプ)ハンドシャワー付」+34,000円


 変更理由
 ・シンクの清掃性を考え、ハンドシャワータイプにしたかった
 ・リシェルのカタログにはなかったけど取付可能だったので
  ↑INAXのイストシリーズでは選べた商品だったので
   ダメもとで建築士さんが聞いてくれたら対応可能とのことでした☆





■変更6「ガスコンロ」


  標準「ホーロートップ 無水片面焼グリル ブラック H1G633A0RHK」
  ↓
  変更「ガラストップ 無水両面焼グリル シルバー H3G635D1W2T」
  +150,000円

 変更理由
 ・清掃性を重視するとガラストップにしたかった
 ・天板もシルバー色にしたかった
 ・この2条件を満たすと必然的にこの機種となってしまいました…





■変更7「レンジフード」


  標準「NBH金属換気扇タイプ」
  ↓
  変更「ラクリーンフード ソフトプッシュスイッチタイプ」+81,500円

 変更理由
 ・フィルターレスで清掃性にも優れていそうだったから
 ・ガスコンロとの連動機能が付いていて便利そうだったから
 ・吊戸と面材を揃えられ、フードが目立たなさそうだったから





■変更8「吊戸」


  標準「開き戸タイプ ミドル」
  ↓
  変更「オートダウンウォール 水切棚タイプ」+238,500円

 変更理由
 ・水切りかごを置かない生活がしたかったから
 ・布巾や、まな板も収納できるのが魅力的だったから

※↑詳しくは昨日の記事に採用した経緯が書かれています。



以上、8か所の変更をしました。

変更理由のほとんどは「清掃性」と「デザイン」。
結局、要素のほとんどを標準装備品から変えてしまったので


合計、オプションだけで標準価格よりも+670,500円(税抜)

その他の細かい必要部材を含めたら

総額、1,432,800円(税抜)のキッチンに!><うぅ~

標準プランが「750,500円~」ですから倍近くに跳ね上がっています(ノД`)・゜・。


実際の仕入れ値は定価よりも安くなるといっても
運の悪いことにリシェルは新商品で値引き率が悪いのだとか…。

その上、別途取付費用が掛ります。
予算のない我が家には厳しい><

どこか他の部分で金額調整をする必要が出てきそうな予感です。。


そして私にとっては十分すぎるほど贅沢なキッチン。
大切に、料理の腕も磨いて上手に使っていきたいと思います!p^^q



~教訓~
 
 「キッチンのオプション・グレードUPは高いので慎重に!

って、私が言っても説得力がありませんね(; ̄ー ̄A



  
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建築設計事務所にて
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平屋を建てた記録です。

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