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2009年:家づくり検討 2010年:建築家決定&プラン計画 2011年:着工(3月)~ 完成(8月)

   
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床下点検口8個の理由が判明
少し前の記事で我が家の点検口の数が「8個」だと書いたところ
何人かの方から、頂いた情報によると
普通よりも多いということが判明しました。
(1つ~2つが平均的な数?)


床下点検口の単価はしれていますが、それでもお金がかかるのは事実ですし
見た目にも少ないほうがいいに越したことはありません。


そこで、先日の設計士さんとの打ち合わせのときに
8個の理由を聞いて参りました!


結論から言うと…

「8個のまま採用しました」


今からは採用した説明になります。
ちょっとマニアック?な話になるので、興味のない方はスルーください。



通常、床下の点検は
床下点検口から入ったら、基礎の人通口(別名:床下換気孔)を通り
点検するのですが、この「人通口」は
基礎の立ち上がりの部分を切って作るそうなんです。

こんなかんじです↓


本来は点線の部分は基礎がつながるところですが
それを切って人通口を作るので、強度的には弱くなります。
もちろん、基礎を切る場合には補強をするので
数値上の強度は切った場合でも出せます。


それでも出来るだけ、「基礎の中でも要になる部分は切らない方が良い」
というのが、設計士さんの意見でした。


また「口の字型の平屋」という形状なので、全部屋の床下点検をしようとすると
通常の二階建てなどよりも沢山いるのだそうです。


「水周りだけ点検出来ればよい」という意見もあるようですが
設計士さんによると、将来なにがあるか分からないし
その際にどこで不具合が起こっているか
全ての床下を点検できるようにしておいたほうが良いとのことでした。


「将来なにがあるか分からない」というのは具体的に言うと
 ・浸水(異常気象が続いているので確かに心配もあります)
  

 ・シロアリ(ヒノキを使って防蟻処理もしますが、絶対ないとは限りません)

 ・コンセントやテレビやLANなどの位置を変えたい場合に便利
  (これは確か天井裏を通すので、ウチにはあまり関係ないかも)

といったところでしょうか。


どの説明についても納得したのと
なにより強度のことを考えると
点検口が多いのは我慢しようということになりました。


そして、結局こんな感じになりそうです。↓

(※夫の希望により、東西南北などいろいろい実際とは変えてあります)


同じ色のところが、ひとつの床下点検口で点検できる範囲です。
基礎でところどころ少し隙間があいているところが「人通口」となります。
計こちらは10か所。

これが多いか少ないかも実はよく分かってませんが
別名「床下換気孔」という名前が付いていることから推測すると
床下の換気の役割も果たすのかな?
と思っています。


ちなみに、「床下点検口」と「人道口」を作る費用を比べると
1か所につき、約4000円ほどの割高になります(うちの場合)が
4000円なら、基礎の強度を取りたいと思ったのも
今回の8か所に落ち着いた理由のひとつになります。

もし1か所で数万円…となったら、ちょっと悩んだかも(; ̄ー ̄A


というわけで、長々と書きましたが
我が家の床下点検口は「8か所」となりました!



  
プロフィール
Author:ru:ri

建築設計事務所にて
ロの字型の
平屋を建てた記録です。

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にてグランプリを受賞しました
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