忍者ブログ

2009年:家づくり検討 2010年:建築家決定&プラン計画 2011年:着工(3月)~ 完成(8月)

   
カテゴリー「[建築記録]上棟後~完成」の記事一覧
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

少し前に、心待ちにしていたサッシ枠が届きました。
コスト削減の一貫として、全てトステム製です。

外と中のサッシ色を変えられる窓以外は
基本的には全て、サッシの色はシルバーに。

外壁の色が黒っぽいので黒も考えましたが
室内に黒い枠はやっぱり強すぎると思い、やめました。

逆に白も面白いかも?と考えましたが
室内側はいいけれど、外からみて目立ち過ぎそうなのでやめました。

半分は建築士さんからの、受け売りですが
インパクトのあるデザインは最初は面白いし新鮮だけど
よほど気に入って採用したもの以外は、飽きると思っています。
あくまで個人的な考えです…。




そして本題の間違えはこちら↓

サッシ枠の大きさと、枠の大きさがが違います。
雨対策も兼ねてボードを後から切る方法をとっていたので
木枠幅を修正して、ボードを切り取れば問題がなく修正がきくようです。

実はうっすらと、思っていたより窓が長いんだなーとは思いつつも
間違いとは気付けませんでした(-ω- )

サッシが届いてようやく気付きました。




ココのほかにももう一か所、掃き出し窓の幅が違っていた場所があり
そちらも修正されていました。

こちらはもうパネルも切ってあったので、壁を作る作業も必要に。
それに伴い、補強の間柱を追加したりと…。


こういう修正工事は出来るだけないに越したことはないですよね。

施主に責任はないかもしれませんが、
もっと早く気付いて指摘を出来ていたら
余計な手間も掛らないで済んだのにと、思ってしまいます。

これからはなんとなく感じた違和感は
すぐに図面とメジャーで確認しようと思います。

いちばんは間違いなく施工されることですが
建築士さんや大工さんよりも
施主がいちばんに気付くこともありますもんねp^^q




ちなみに、ガラスはまだです。
サイズが特殊なものは震災の影響もあり
少し時間がかかるそうです。

それまでは、またブルーシートで雨対策がされるようです。
早速、張られていたブルーシート↓

カーテンをした場合の
明るさのシミュレーションだと思って眺めています^^




最近、工務店の方が通りがかりの人に、言われていることベスト3。

1位

「いつ、開店するんですか?」

 すみません、永遠に開店しません…。


2位

「レジ、買ってください」

 すみません、レジは置く場所がありません…。


3位

「ウチの設備を入れるように頼んでください」

 すみません、お金がありません…。
 ところで何の設備でしょうか?


「家に見えない外観にしたい」と思っていたので、狙い通りなので嬉しいのですが
レジや設備の営業がくるとは予想していませんでした。
工事看板には「住宅」って書いてあるんですけどね…^^;

立地が住宅が建つような場所でないせいもあると思いますが
中には名刺を置かれて行く方もいるそうで
しばらくは続きそうです^^;



ちなみに夫は「爆薬倉庫
    知人は「公共施設

のような外観だといいます…。

オシャレなカフェとか言われないところがポイントでしょうか?
なかなかいい所を突いてると思います(笑)


現場で写真を撮っていると、工務店の社長に言われました。

「隠れてしまう前に、しっかり金物を撮っておけ」
※命令口調なのは伯父だからです。

せっかく撮ったので、記録としてUPさせてください<(_ _)>


カナイ
N-フリーダム筋かいプレート



筋かい(45×90)を柱に接合する金物で
耐震性能を高めてくれる役割があるそうです。




カナイ
スリムビルトコーナー



柱と横架材のコーナー面を接合する金物だそうです。




カナイ
ホーマープレート240



梁が長い場合、必ず継ぎ手が発生します。
その継ぎ手部分の接合に使う金物だそうです。




サトウ
タイシンニート



柱と梁、柱と土台等を接合する金物だそうです。
役割的には梁と梁をつなぐ「ホーマープレート」と同じ。




タナカ
ビスどめホールダウンU 15kN用



柱の引き抜きを防止してくれる金物だそうです。




タナカ
耐震Jケーブル



ホールダウン金物とセットで使用して




タナカ
偏芯座金付ボルト



ホールダウン金物とセットで使用して、柱と横架材の接合をするそうです。




フクビ
鋼製束



大引を受ける鋼製で出来た床束。
昔は90mm角程度の木材だったそうですが
今は、乾燥や収縮による床鳴りを防ぐために、高さ調整が簡単にできる
鋼製やプラ製が増えているそうです。




その他
高い所にあって詳細が分からなかった金具(左写真)と
土台のアンカーボルト(右上写真)



アンカーボルトはコンクリートの基礎と木の土台を接合する金物だそうです。



いずれの金物も地震対策の一貫で阪神大震災後に
義務化されたりしたものが多いのだとか。

それにしても、金物だけでもいろいろな種類がありました~。
「写真を撮っておけ」と言われなければ、
関心を持つこともなくスルーしていたと思いますが
またひとつ勉強になりました。

適当に使ってあるように見えて、きちんと計算された上で
配置されているのですね。





そろそろサッシが入らなければならない時期なのですが
ウチで使うサッシのサイズは東北の工場で作られていたものだそうで
納期の見込みが立たないそうです。
あと、窓ガラスも同じく、納入時期未定です(; ̄ー ̄A

というわけで、窓の部分も雨仕舞いの関係で
とりあえず、サッシの代わりに仮で防水シートが貼られています。



ニチハ製「モエン透湿防水シートⅢ」と書かれていたので
どんなものか調べてみました。


簡単に言うと、

雨は通さないけど室内の湿気外へ逃がすシート

だそうです。
「透湿防水シート」という名前の通りですね。

外壁表面で防ぎきれない雨水や内部の結露水や
経年劣化で出来たヒビや隙間から入り込む雨水などが、
構造体にまで達するのを防止する役割があるのだそうです。

そこまで水が入りこまないのがいちばんですけど
備えあれば憂いなしですね^^



防水シートの下に貼られた石膏ボードは
チヨダ GB-R」と書かれていました。



こちらもどんなものか調べてみました。
以下はチヨダウーテのHPからの引用になります。
せっこうボードは、石膏を成分として両面をボード用原紙で被覆し、
板状にした耐火性に優れた建材です。

一般住宅から超高層ビルまで、壁や天井等に多く利用されており、
建築基準法の内装制限に適合する防火材料です



 「防火・耐火性
  芯材の石膏には、約20%の結晶水が含まれています。
  (これは、畳1枚のサイズだと2リットルの
   ペットボトル1本半分の水分に相当します。)
  火災時には、この結晶水が無くなるまで温度上昇と延焼を防ぎ、
  初期消火につながります。

 「断熱性
  熱抵抗が比較的高く、湿度の自立調整機能もあるため
  夏は熱気の侵入を防ぎ、
  冬は室内の暖かさを保ち、冷暖房の効率を高めます。


 「遮音性
  厚手品や重ね張りによって、優れた性能を発揮します。
  マンションやホテル、病院など
  プライバシーや静けさが要求される建物に広く利用されています。


 「寸法安定性
  芯材の石膏は、熱や湿気による伸縮が極めて小さいため、
  他の内装材に比べて寸法変化がほとんどありません。
  施工後の歪みに心配せずに使用できます。



ウチで使われるのは一般的なもので厚手品ではないし重ね張りもしないので
遮音性は期待できないと思いますが、色々な機能があるのですね。
小さめに切断された端材を持ってみたのですが、結構重かったです。


で、現在はこんな感じになっています。



本来は窓の部分もシートで覆われているので暗いですね^^;

窓が待ち遠しいこの頃です。


  
プロフィール
Author:ru:ri

建築設計事務所にて
ロの字型の
平屋を建てた記録です。

■建築後のブログはこちら
家づくり手帖
家具や雑貨など
便利ツール
参加しています

家づくり奮闘記コンテスト2013
にてグランプリを受賞しました
検索フォーム
忍者カウンター
PR
Copyright ©  -- -ロのジノイエ- --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]